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院長コラム “やじろべえ”

2018.11

 先日、関西方面に出かける機会を得て、比叡山まで足を伸ばしました。比叡山と言えば延暦寺。その広大な敷地を回りながら、開祖である最澄について考えを巡らせると、同時代に生きた空海の存在に想いがおよびます。
 空海という大天才、スーパースターの功績は華々しいものでした。豊かな才能とあまたの遺産は言うに及ばず、時の天皇の信望を得て、権力の中枢まで昇りつめた生涯は、宗教家というよりは大実業家と呼ぶにふさわしい。最澄も相当に優秀な人物ですが、空海に比べれば色あせて見えてしまうのはいたしかたありません。
 しかし、その後の展開をみると、軍配は最澄に上がるかもしれません。最澄の開いた天台宗・延暦寺は多くの高僧を輩出していきます。法然、栄西、慈円、道元、親鸞、日蓮などなど。一方の空海一派は、この点どうしても見劣りします。カリスマの下では人材が育ちにくいということでしょうか。この二人の対比は、組織を率いる者に深い示唆を与えてくれます。
 もっとも空海はまだ死んでいないことになっています。高野山は奥の院で、今も静かに修行を続けているのだそうな。

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