令和6年度 下関医療センター 病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率

病院指標

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 5 35 81 91 195 379 698 1452 1145 409

2024年度に当院を退院した患者さんを、10歳刻みの年齢階級別に集計しています。
年齢は、入院した時点での満年齢です。60歳以上の患者さんの割合が全体の82.5%、80歳以上が34.6%とご高齢の患者さんの割合が高くなっており、70歳から79歳までの患者さんの割合が一番多いという結果になっています。
ここ数年の年齢階級別退院患者数の割合はほぼ同じ推移となっています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

総合診療科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 92 3 3.03 0 73.37
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 53 30.85 20.78 45.28 84.53
040040xx02x0xx 肺の悪性腫瘍 35 15.11 9.82 0 75.54
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 28 22.61 16.4 10.71 84.21
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 27 10.22 13.41 3.7 74.78

肺癌や肺炎の患者さんが多いという結果になっています。
肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1:あり 手術・処置等2:なしの平均在院日数は全国平均値並みとなっています。
護衛性肺炎 手術なし 手術・処置等2:なしの平均在院日数は全国平均値より長くなっています。

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) - - 16.4 - -
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 - - 13.41 - -
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 - - 3.03 - -
0400800x99x0xx 肺炎等(市中肺炎以外) - - 18.16 - -
0400800x99x1xx 肺炎等(市中肺炎以外) - - 23.9 - -

肺炎の患者さんが多いという結果になっています。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 35 17.09 8.88 8.57 77.26
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 23 10.17 7.45 0 70.04
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 23 2.74 2.57 0 71.91
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 22 12.82 9.08 13.64 72
060050xx99000x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 19 16.16 8.13 5.26 76

胆管結石・胆管炎や、胃の悪性腫瘍の患者さんが多いという結果になっています。
胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2:なし 副傷病:なしの平均在院日数は全国平均値より長くなっています。
胃の悪性腫瘍の平均在院日数も全国平均値より長くなっています。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx99x5xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 44 5.55 4.42 0 73.3
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) 39 4.33 4.54 0 70.28
060040xx99x5xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 32 4 4.33 0 68.25
060035xx0101xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 24 19.04 29.03 12.5 73.42
060040xx99x6xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 17 3.94 4.59 0 70.65

結腸の悪性腫瘍や鼠径ヘルニアの患者さんが多いという結果になっています。
結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍の平均在院日数は全国平均値より長くなっています。
鼠径ヘルニア等の平均在院日数は全国平均値より短くなっています。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x40x 脳梗塞 151 19.08 16.89 34.44 75.8
010060xx99x20x 脳梗塞 76 19.34 16.94 39.47 76.68
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 43 25.81 18.68 65.12 72.3
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 43 14.53 11.9 27.91 81.26
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 34 15.38 7.99 29.41 77.74

脳梗塞や、非外傷性の頭蓋内血腫の患者さんが多いという結果になっています。
脳梗塞 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:4あり 副傷病:なしの平均在院日数は全国平均値より長くなっています。
非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病:なしの平均在院日数は全国平均値より長くなっています。

呼吸器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 - - 3.03 - -
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 - - 13.41 - -
040040xx99060x 肺の悪性腫瘍 - - 14 - -
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 - - 8.16 - -
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 - - 18.72 - -

肺の悪性腫瘍の患者さんが多いという結果になっています。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 187 3.25 2.49 0.553 75.59
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 149 6.44 4.29 0 78.23
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 38 7.11 5.47 0 67.29
020220xx97xxx0 緑内障 20 6.75 4.52 0 77
020160xx97xxx0 網膜剥離 14 8.93 7.53 0 66.43

白内障や、黄斑変性の患者さんが多いという結果になっています。
白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度:片眼及び白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度:両眼の平均在院日数は全国平均値より長くなっています。

耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 140 6.79 4.67 1.43 69.27
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 113 2 2.02 0 59.5
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 60 6.85 5.63 1.67 41.75
030240xx01xx0x 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 14 6.14 7.65 0 33.29
03001xxx99x0xx 頭頸部悪性腫瘍 10 17.4 12.16 30 73

前庭機能障害や、睡眠時無呼吸の患者さんが多いという結果になっています。
前庭機能障害 手術なしの平均在院日数は全国平均値より長くなっています。
睡眠時無呼吸の平均在院日数は全国平均値並となっております。

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 17 10.94 9.33 0 78.82
080010xxxx0xxx 膿皮症 11 22.82 12.98 9.09 75.09
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 - - 3.77 - -
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 - - 2.63 - -
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) - - 4.65 - -

帯状疱疹や膿皮症の患者さんが多いという結果になっています。
帯状疱疹の平均在院日数は全国平均値より長くなっています。
膿皮症 手術・処置等1:なしの平均在院数は全国平均値より長くなっています。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 35 2 2.45 0 71.2
110070xx03x20x 膀胱腫瘍 26 10.46 6.63 0 76.58
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 26 7.08 5.16 0 69.35
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 23 11.61 11.35 17.39 73.74
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 11 18 13.66 9.09 69.27

前立腺の悪性腫瘍や膀胱腫瘍の患者さんが多いという結果になっています。
前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1:ありの平均在院日数は全国平均値より短くなっています。
膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2:2あり 副傷病名なしの平均在院日数は全国平均値より長くなっています。

血液内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 - - 8.65 - -
0400800x99x0xx 肺炎等(市中肺炎以外) - - 18.16 - -
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 - - 13.66 - -
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 - - 20.78 - -
130040xx99x5xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 - - 14.69 - -

非ホジキンリンパ腫の患者さんが多いという結果になっています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 26 6 2 10 5 46 1 8
大腸癌 13 24 21 27 0 134 2
乳癌 0 0 0 0 0 3 1
肺癌 31 12 29 72 7 59 1 8
肝癌 3 3 2 4 0 35 2

※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
2023年度の5大癌(胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌)の初発のUICC病期分類別および再発に分けて集計しています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 7 18.71 52.43
中等症 34 19.18 80.59
重症 13 33.46 87.08
超重症 6 30.83 66.33
不明 0 0 0

2024年度の市中肺炎(普段の社会生活の中で罹患する肺炎)について重症度別に集計しています。「中等度」に分類される患者さんの割合が一番多く、「重症」に分類される患者さんが最も平均在院日数が長く、「重症」に分類される患者さんの平均年齢が最も高いという結果になっています。

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 293 23.02 77.44 39.42
その他 19 16.95 73.42 1.28

2024年度の脳梗塞の患者さんに関する集計です。発症から3日以内の急性期の患者さんの割合が多く、そのうちの約39.4%の患者さんが他の医療機関に転院しているという結果になっています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

総合診療科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 29 2.21 15.45 0 76.21
K5132 胸腔鏡下肺切除術(部分切除) - - - - -
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) - - - - -
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -

胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える)を行う患者さんが多いという結果になっています。

消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 25 0.8 1.84 0 71.88
K6852 内視鏡的胆道結石除去術(その他) 22 4.09 12.41 18.18 77.86
K654 内視鏡的消化管止血術 21 4.19 14.14 19.05 72.76
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) 18 1.06 8.83 0 71.56
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 17 3 11.76 58.82 82.41

内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術や内視鏡的胆道結石除去術を行う患者さんが多いという結果になっています。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 36 0.03 3.28 0 69.97
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 31 2.77 15.77 9.68 72.97
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 25 0.88 6.56 0 63.88
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 14 5.07 6.14 14.29 77.36
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 13 0.62 4.54 0 47.69

腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術や腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術を行う患者さんが多いという結果になっています。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) 49 0.45 13.76 32.65 80.06
K1781 脳血管内手術(1箇所) 30 0.9 18.77 20 66.13
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 19 3.79 19.11 21.05 70.26
K178-4 経皮的脳血栓回収術 16 0 27.88 75 77.5
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 15 5.13 10.27 6.67 79.2

慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術や、脳血管内手術を行う患者さんが多いという結果になっています。

眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 319 0.08 3.48 0 77.07
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 72 0.1 6.54 0 68.31
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(縫着レンズ挿入) 19 0.26 5.21 5.26 71.95
K2682イ 緑内障手術(流出路再建術)(眼内法) 17 0 4.65 0 77.18
K2761 網膜光凝固術(通常) - - - - -

水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他)を行う患者さんが多いという結果になっています。

耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 15 0 5.33 0 34.47
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満) - - - - -
K4571 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) - - - - -
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除)(頸部外側区域郭清を伴わない) - - - - -
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 - - - - -

扁桃周囲膿瘍切開術を行う患者さんが多いという結果になっています。

皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(上腕) - - - - -
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
K0021 デブリードマン(100cm2未満) - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) - - - - -
K013-24 全層植皮術(200cm2以上) - - - - -

四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術や皮膚悪性腫瘍切除術を行う患者さんが多いという結果になっています。

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 33 1 8.52 0 77.7
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 29 0.97 7.03 3.45 70.52
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 17 0.12 3.24 0 74.29
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 13 4.23 15.31 23.08 76.85
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) 11 1.27 12.82 0 76.82

経尿道的膀胱悪性腫瘍手術や経尿道的尿路結石除去術(レーザー)を行う患者さんが多いという結果になっています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 7 0.16
異なる 15 0.33
180010 敗血症 同一 21 0.47
異なる 21 0.47
180035 その他の真菌感染症 同一 2 0.04
異なる 1 0.02
180040 手術・処置等の合併症 同一 33 0.73
異なる 2 0.04

2024年度に「播種性血管内凝固症候群(DIC)」、「敗血症」、「その他の真菌感染症」、「手術・術後の合併症」を主病名として当院を退院した患者さんを集計しています。
また、2024年度に当院を退院した総数に対しての発生率を算出しています。手術・術後の合併症とは、内視鏡的に大腸ポリープの切除を行った後の出血や手術を行った部位の膿瘍や感染症等のことです。

医療の質指標

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
288 235 81.6

周術期の肺血栓塞栓症の予防行為の実施は、発生率を下げることにつながります。

血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード

血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
758 447 58.97

広域抗菌薬を使用する際、投与開始前に血液培養検査を行うことは、望ましいプラクティスとなります。
また、血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セット以上行うことが推奨されています。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード

広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
392 339 86.48

多剤耐性アシネトバクター属菌や、幅広い菌種に効果を有するカルバペネム系抗菌薬に耐性のある腸内細菌科細菌など、新たな抗菌薬耐性菌が出現し、難治症例が増加していることが世界的に問題となっています。
不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、医療機関において抗菌薬適性使用を推進する取り組みが求められます。
抗菌薬適性使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要です。

転倒・転落発生率ファイルをダウンロード

退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
61492 84 0.0014

入院患者数に対して転倒や転落が発生した件数を示しています。

転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード

退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
61492 3 0.000049

入院患者数に対して発生したインシデント影響度分類レベル3b異常の転倒や転落が発生した件数を示しています。

手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード

全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
425 403 94.82

予防的抗菌薬とは現在、細菌感染を起こしていないが、手術後の感染をできるだけ防ぐ為に、抗生物質をあらかじめ投与することをいいます。対象の手術は全身麻酔となっています。

d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード

退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
59312 43 0.07

入院患者に対して発生したd2(真皮までの損傷)以上の褥瘡の発生率を示しています。
褥瘡は日々のケアの質に関わり、看護ケアの質評価の重要な指標の1つとなっています。

65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード

65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
3690 3358 91.0

65歳以上の入院患者のうち、入院後48時間以内に栄養アセスメントを実施した割合を示しています。栄養アセスメントとは詳細な栄養状態の評価を指し、栄養状態、疾患重症度や代謝亢進、体重変化、体組成、栄養、食事歴、薬歴など様々な情報を総合的に判定することをいいます。

身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード

退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
61492 3196 5.2

身体的拘束とは、抑制帯等、患者さんの身体又は衣服に触れる何らかの用具を使用して、一時的に患者さんの身体を拘束して、その運動を抑制する行為のことをいいます。
入院日数のうち、身体的拘束を実施した日数の割合を示しています。

更新履歴

医療の質指標
2025/9/29
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