診療放射線部

診療・各部門

ご挨拶とご紹介

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What is Radiation House?

 山口県は下関市の中心に位置する、ラジエーションハウス。
放射線科医師2名、診療放射線技師17名、看護師4名、医療事務3名で構成されており、各診療科の要望に応えて、画像診断を行っています。
 近年、画像診断の分野は飛躍的に進歩しており、当院でも最善の検査を提供できるように、日々研鑽を積んでいます。病める方々へ、安心安全の医療を提供できるように、画像検査のスペシャリストとして尽力してまいります。
 ご不明な点がございましたら、診療放射線部スタッフに遠慮なくご相談下さい。

画像診断装置一覧

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一般撮影室 撮影システム(2台) Canon MRAD-A50S
FUJIFILM Radnext50
FPD FUJIFILM CALNEO Smart G47/G77
ポータブル撮影装置 島津メディカルシステムズ MobileArt Evolution
歯科撮影室 デンタル撮影 朝日レントゲン デジタル撮影装置MX-60N
Carestream CS 7600
パノラマ撮影 朝日レントゲン AUTOⅢNCMシリーズ
X線透視室 X線透視装置(2台) Canon DREX-ZX80/P2
CT室 マルチスライスCT装置(64列) SIEMENS SOMATOM Definition AS
マルチスライスCT装置(80列) Canon Aquilion Prime SP
3Dワークステーション FUJIFILM SYNAPSE VINCENT ver5.5
MRI室 3.0テスラMRI装置 SIEMENS MAGNETOM Verio
1.5テスラMRI装置 PHILIPS Ingenia 1.5T Evolution
血管撮影室 バイプレーンアンギオ装置 SIEMENS Artis zee biplane
RI室 SPECT装置 GE Infinia
手術室 ポータブル撮影装置 HITACHI シリウス130HP
外科用X線テレビジョン装置 SHIMADZU
健康管理センター 胸部X線撮影室 Canon MRAD-A50S
FUJIFILM CALNEO U
胃部X線撮影室 Canon Raffine-I DREX-RF80
HITACHI LIBELO/TU-130DR
乳房X線撮影室 FUJIFILM AMULET Inovality

一般撮影検査 X-ray photograph

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胸部
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頸椎
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ポータブル装置

一般撮影検査は、X線を用いて胸部・腹部・全身の骨を対象とした撮影を行います。当院では富士フィルムメディカル社製のFPD(Flat Panel Detector)を導入しており、放射線を感知して瞬時に画像化することが可能です。従来のシステムに比べ、高画質化や被ばく線量の低減が実現され、より安全に検査を行うことができます。車椅子やストレッチャーの患者でもそのまま撮影できるように、検査室は広めに設計してあります。

X線透視検査 X-ray fluoroscopy

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EBUS-GS
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ERCP
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イレウス管造影

X線透視室では、連続的にX線を照射して、体内をリアルタイムに透視観察し、各診療科の診断や治療に役立てられています。バリウムやヨード造影剤を用いて、消化管・胆管・膵管・尿管・脊柱管など、様々な部位を観察できます。

【各診療科別検査一覧】
消化器内科 ERCP・EISL・PTCD・PTGBD・イレウス管挿入
消化器外科 胃十二指腸造影・ドレーン造影・イレウス管挿入
呼吸器外科 気管支鏡(EBUS-GS・EBUS-TBNA)
泌尿器科  尿管ステント留置術・CG・RP
脳神経外科 脊柱管ミエログラフィ・ブラットパッチ

CT撮影検査 Computed Tomography

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腹部造影CT(冠状断)
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術前3D画像処理

CT検査は、X線を回転させながら人体に照射し、コンピュータによって輪切りの断面像を作ります。ヨード造影剤を用いることで、臓器や血管のコントラストが向上し、診断に役立てられています。
当院では、canon社製の80列MDCTにより、短時間で検査が可能なため、患者の負担を軽減できます。最新の技術で、被ばく線量を軽減し高精細な画像を提供できます。また、CT専従技師がワークステーションを用いて、各診療科の要望に合わせて、細部までこだわった3D画像処理を行っています。

MRI撮影検査 Magnetic Resonance Imaging

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頭部MRI

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全脊椎MRI

MRI検査は、強い磁石と電磁場を使って体内の情報を画像化します。放射線被ばくの心配がありませんが、狭い筒の中に数十分程度入っておく必要があります。
当院では、MRI装置2台体制(シーメンス社製3.0テスラ/フィリップス社製1.5テスラ)で運用しています。高い静磁場を用いて、S/N比の高い画像を撮像することが可能です。患者の苦痛が少ないように、ワイドボアな設計なっており、圧迫感を感じない構造となっています。

血管撮影検査 Angiography

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脳動脈瘤コイル塞栓術

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CAG

血管撮影室では、鼠径部や肘の血管からカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、ヨード造影剤を使用して血管を連続的に描出します。
当院では、シーメンス社製の血管撮影装置により、高精細に血管を描出し、手技をスムーズに進めることができます。3D撮影やコーンビームCT(CT様な撮影)が可能となっており、病変やその周囲血管を様々な角度から観察することができます。

【血管撮影検査一覧】
脳神経外科 コイル塞栓術・ステント留置術・血栓吸引術
循環器内科 CAG(PCI)・ペースメーカー埋め込み術・下肢動脈造影・IVCフィルター挿入
泌尿器科  シャントPTA

核医学検査 nuclear medicine scan

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骨シンチ
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脳血流シンチ

核医学検査は、ラジオアイソトープと呼ばれる放射性同位元素を体内に投与して行います。一般的にはRI(Radio Isotopeの略)検査とも呼ばれています。
微量の放射性同位元素で目印をつけた薬品を体内に投与すると、その薬品は体内で代謝され、目的の組織や臓器に集積します。そして、放射性同位元素から出る放射線を、体外から測定して画像化することで体内での分布を調べます。

【核医学検査一覧】
脳血流IMP・脳血流ECD・DaT scan・脳槽・肺血流・心筋Tl・心筋BMIPP・心筋MIBG・心筋PYP・肝GSA・骨・ガリウムなど

健診のご案内

胸部X線撮影

胸部X線撮影は、肺・心臓・大動脈等の陰影を写し出し、病変の有無を調べる検査です。
当センターでは最新の装置を導入しており、非常に少ない被ばく線量で撮影することができます。

この検査で疑われる疾患
呼吸器領域 肺結核・肺炎・肺がん・肺線維症・肺気腫・気胸など
循環器領域 心肥大・心不全・大動脈硬化症・胸部大動脈瘤など

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胃部X線撮影

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胃部X線撮影は、バリウムと発泡剤を飲用して、胃の表面粘膜を描出する検査です。胃の表面にバリウムを塗り付けるために、何度も回転する必要があります。
日本人の胃がん罹患率は非常に高く、早期発見が予後を大きく左右します。当センターには胃がん検診専門技師が数多く在籍しており、精度の高い検査を提供しています。

日本消化器がん検診学会 胃がん検診専門技師 4名
NPO法人日本消化器がん検診精度管理評価機構 胃がんX線検診技術部門B資格 2名

乳房X線撮影(マンモグラフィ)

マンモグラフィ検査は、乳房を圧迫しX線撮影することで、腫瘍や乳がんの初期症状の一つである石灰化を描出できます。
日本人女性における乳がんの罹患率は増加の一途をたどっており現在では14人に1人が乳がんになると言われています。
当センターにはマンモグラフィの専門資格を所得した女性技師が在籍しており、安心して検査を受けることができます。

NPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構
検診マンモグラフィ撮影認定放射線技師 2名

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資格・その他

技師教育指針

診療放射線部では、撮影技術の向上や被ばく管理の目的で、各種認定技師資格の獲得に力を注いでいます。また、地方学会やJCHO医学総合学会などに積極的に参加し学術発表も行っています。
放射線を取り扱うプロフェッショナルとして、切磋琢磨しながら技術を磨いています。また、医療人としての資質を向上させるために、患者接遇研修や急変シミュレーションを定期的に行っています。
絶えず進化を続ける画像診断の分野において、最善の医療を提供できるように、これからもスタッフ一同前進し続けます。

認定資格一覧

令和5年6月更新

第1種放射線取扱主任者
(試験合格を含む)
2名 第2種放射線取扱主任者 3名
救急撮影認定技師 1名 検診マンモグラフィ撮影認定放射線技師 2名
胃がん検診専門技師 4名 胃がんX線検診技術部門B資格 2名
X線CT認定技師 4名 肺がんCT検診認定技師 4名
放射線治療専門放射線技師 1名 放射線治療品質管理士 1名
放射線管理士 1名 放射線機器管理士 2名
医療画像情報精度管理士 1名

採用募集について

診療放射線技師の募集については、当院HPの採用情報からJCHO九州地区事務所のHPへ移動することで確認できます。施設見学を希望される際は、JCHO下関医療センター診療放射線部までご連絡下さい。明るく、元気のあふれる職場です。

診療放射線部・画像検査室 院内アクセス

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