看護部 認定看護師

診療・各部門

下関医療センターでは、6人の認定看護師が活躍しています。
医療・看護の質向上の為には、認定看護師の活動が必要不可欠となっています。
今後も様々な分野の認定看護師育成に努めてまいります。
自分の力を発揮してみませんか?


皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN):槇 由佳

 皮膚・排泄ケア分野では、人工肛門や失禁ケア、創傷や皮膚ケアなどを行うと共に、ケア方法やその原因に対する予防と対処について相談を受けたり指導を行ったりします。
 私たちは、普段、皮膚のことをあまり気にせずに過ごしていますが、かゆみや傷が生じると不快な思いをします。皮膚の健康状態は、生活の質(QOL)を左右します。皮膚が健常で、日々を穏やかに過ごすことができるようにケアを行っています。また、活動は院内だけでなく、地域の病院や在宅、施設などと連携を図るようにしています。


皮膚・排泄ケア特定認定看護師:山中なみ子

 皮膚・排泄ケア認定看護師の資格に加えて、特定行為研修「創傷管理」を終了しています。
創傷は、身体的・心理的苦痛だけでなく様々な弊害が生じるので、できるだけ早い治癒を目指します。しかし、治りにくい創傷もあります。特定行為では、創傷をより早く治癒させるために、安全・安心・高度な技術が提供できるようにしています。


感染管理特定認定看護師:坪根淑恵

 私の役割は、効果的な感染予防や管理を実践し、患者さんが安全に安心して治療ができるようにサポートすることです。病院を利用する患者さん、ご家族、訪問者はもちろん、病院で働くすべての人々を感染から守ることが使命です。  新型コロナウイルス感染症流行を経験し、感染拡大は医療・介護関係者のみならず、行政や地域住民一丸となって実践しなければ食い止めることが難しいと実感しました。感染防止対策に強い地域を作り出すため、地域全体の感染対策レベルアップの支援をしていきます。


緩和ケア特定認定看護師:木下和子

 「緩和ケア」は、つらさを和らげ、病気と向き合い、自分らしく生活するための大切な治療です。患者さん、ご家族との関わりの中で、緩和の必要性を伝えながら、安心できる場所で自分らしく生活できるよう多職種と共に支援しています。「この人なら相談できる」と思われるような関係性を築くために、患者さん、ご家族との対話を大切に活動しています。


がん化学療法看護認定看護師:園山好恵

 がんを取り巻く状況の変化として、医療を受けながら地域で生活する人の増加や、がんだけでなく複数の疾患を抱える人が増加しています。また、がん治療の高度化や多様化したことで患者さんやご家族のニーズも多様化しています。がん化学療法看護認定看護師として、適切ながん薬物療法の遂行と有害事象のマネジメント能力を高め、治療を受ける患者さんが望む療養生活の実現を目指したいと思っています。


クリティカルケア認定看護師:石丸弘子

 クリティカルケア認定看護師の役割は、生命の危機的状態にある患者さんの重篤化の回避やご家族も含めたケアを行うことです。また、医療の発展に伴い、求められるものは多岐にわたります。個々の患者さんの状態に合わせたタイムリーに必要な看護ケアを専門知識、技術を用いて実践し、早期に非日常から脱出できるように、多職種と協働しながらサポートしています。


集中ケア認定看護師:福永沙織

 集中ケア認定看護師としてHCUに所属し、手術後や全身状態の悪化に伴う生命の危機状態など重症度の高い患者さんの看護を行っています。HCUに入室された患者さんが一日でも早く回復できるよう、多職種と協同しながら早期回復に向けた看護ケアを実践しています。HCUに入室される患者さんは自分の意思を伝えることが困難な場合も多いため、患者さんの思いを汲み取ることができるよう細やかな観察とケアを心がけています。