脳・神経センター

診療・各部門

脳・神経センターについて

脳・神経センター長

脳・神経センターではどんなことをしているの?』
『センターと言うからには、それなりの建物があって、その中でスタッフが患者さんの治療や診察をしているのでしょう。どこにあるのかしら?』
『どうしたら脳・神経センターで診てもらえるのかしら?』
皆様、下関医療センターの玄関を入ると、玄関ホールの壁に『脳・神経センター』と表記してあるのにお気づきでしょうか?また、気が付かれた方はどのように理解されましたでしょうか?最初に書いたような疑問をお感じになったのではないでしょうか。
これから、『脳・神経センター』についてご案内いたします。
脳・神経のための特別な建物や病棟はありません。すべて下関医療センターの中にあります。構成は脳神経外科、脳神経内科、神経放射線科、脳健診科(脳ドック)の4部門からなっています。

専門分野

脳神経外科についてはホームページでも紹介してありますが、脳腫瘍、脳動脈瘤によるくも膜下出血、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害、頚椎や腰椎などの脊椎、脊椎疾患などを、脳神経外科医の観点から診察、治療する科です。
しかし、手術の適応とならないような疾患や患者さんの内科的治療ももちろん行っております。多発性硬化症などの変性疾患やパーキンソン病、偏頭痛など、脳神経内科の先生が診察、治療されたほうがより適切な治療ができる、と判断した場合には、脳神経内科へ紹介いたします。

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脳神経内科

脳血管障害ももちろん診察、治療しています。特徴は変性疾患(多発性硬化症やアミトロ、など)やパーキンソン病、偏頭痛などの診療が得意であることです。
以前であれば、変性疾患などは診断がつけばそれまで、治療法がない、とされたものです。しかし、最近ではステロイドパルス療法、血漿交換、などが積極的に行われるようになり、それなりの治療効果が得られるようになってきています。
パーキンソン病や偏頭痛も、効果的な薬剤が開発され、治療に用いられるようになってきております。顔面痙攣のボツリヌス局所注射治療なども可能です。

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神経放射線科

CTやMRIに代表される脳・神経疾患の画像診断を行います。画像診断の専門家がいますので、脳神経外科医や神経内科医が疑問に思ったら、すぐに相談いたします。
適切な診断名やアドバイスをしていただけます。放射線技師も優秀で、検査時にいち早く病巣を見つけて、より詳細に撮影してくれたり、担当医に連絡してくれたりと頼りになる存在です。

脳健診科

下関医療センター附属健康管理センター(病院のすぐ横にあります)では、人間ドックや脳ドックを行っております。ここで脳ドックを行うのが『脳健診科』です、MRIや頚部エコーで、脳病変だけでなく、頚部頚動脈のアテローマ(動脈硬化性病変)のチェックや、よくご存知の、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤び検出、脳の主幹動脈の狭窄や閉塞などを調べることが可能です。
生活予防習慣病は脳卒中の重大な危険因子ですので、糖尿病、高コレステロール血症、高血圧などの検査や、相談もしています。
脳ドックを受けたい方は、『下関医療センター附属健康管理センター』にご相談ください。
(電話番号:083-231-7887)

この4つの部門は緊密に連携をとっております。脳検診で問題があれば、脳神経外科や脳神経内科で二次検診や相談を受けることが可能です、。また、定期的にカンファレンスを行って、より確実な診断と、より適切な治療が行えるように努力しております。脳神経内科から脳神経外科へ、またその逆の相談や紹介も日常的に行われております。加えて、他施設への紹介やセカンド・オピニオンのための紹介状などは、ご希望がありましたら、気軽にご相談ください。ご希望により、国内だけではなく、世界中どこにでもご紹介いたします。
脳・神経疾患や脊椎・脊椎疾患、生活習慣病、脳動脈瘤の検査など、何でもお気軽にご相談ください。『自分の身内であればどうするか?』を年頭におきながらご説明、検査、治療をいたします。
なお、脳卒中センターもありますが、この説明は別にしてもらっています。脳・神経センターと密接な関係を連携で診療しております。

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